ヘレンド 【アポニーグリーン】 19cmクレセント 30%Off
ヘレンド 【アポニーグリーン】 19cmクレセント 30%Off
父の日フェア ( 5/24~ 6/21) 1枚限定
当店のお品は 総て 現地在庫を漁らず(現地では B品の販売があり その混入を避けるため) 欧州代理店を通じて 各メーカーに 発注しております。
このシリーズは ご存知少し乱暴なアポニー公(子爵)の要望に ヘレンド社が知恵を絞って インドの華 (柿右衛門写し) の簡略版を編み出し 公の要望である 格式高くして しかも格安である事を かなえました。お蔭で 今や ヘレンドの 世界で1番売れる ヒット品になっております
過日 若い美人客(ご来店の女性客は 老若を問わず 皆 美しく見えます。)が このクレセントを見て「あっ 髭皿!」と小さく叫ばれました。
私は 「お客さん 髭皿をご存知なのですか?」と思わず言いました。
実は クレセントは 形は少し似てますが 髭皿では有りません。でも お若いのに 髭皿を知っておられるのに 感心しました。
髭皿とは 昔の紳士が 身嗜みに 髭を当るとき 喉元に当てて用いたものです。おしゃれを競う紳士達は 自分専用の逸品を 特注して 誇っておりました。高じて わざわざ 海を渡り 東洋まで手を伸ばす 豪の者もいました。 磁器が 白い黄金と尊ばれ 憧憬品であったころ 在り来りの東洋磁器に飽き足らず オランダ東インド会社(V・O・C)に シン・ドゥ・コマンド(西洋から東洋への注文品)を輸入させ 憧れのシノワズリ・ジャポネズリを 謳歌しておりました。17世紀中・後期 明から 清への政変期 景徳鎮窯の停滞に 日本の有田諸窯が 間隙を縫って 大いに活動しました。
紋章入りの有田焼髭皿に かつての紳士達の 男伊達と 顕示欲の強さが偲ばれます。
オジア・シェープ
ヘレンドの主流シェープ
マイセンの#01シェープに同じ
ヘレンドには オジア,ロカイユ,リッセ,エステルハージ,シェープがあります。面白いのはバロックを代表する(マイセン#02,ジノリのベッキオ)をロカイユ(ロココ)と名付けています。ネオクラシック時代創窯のヘレンドにあっては 多分時代を読み誤ったのでしょう。もしくは 歴史を古く箔付けするのに バロックでは 誇張が過ぎるし ロココどまりにしたのでしょうか? 1部学者に ロココを バロックの延長とする説はありますが バロックをロココとするのは 明らかな間違いです。
1864年閉窯の大先輩ウィーン窯の 受け入れは 絵のみ (金緑彩パセリ文, ワインリーフetc.) で シェープは デコラティブな貴族趣味を旨とする ヘレンドにあっては 奇を衒わぬ機能性を 旨とする ウィーンとは 相容れず その影響は見られません。
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シェープ 有田焼髭皿
ヘレンド 【 アポニーグリーン 】 お宝倉庫 に買い物籠 有ります。
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マイセンの 懸命の 防御にもかかわらず 18世紀半ば 秘法は 遍く 人の知るところと
成りました。19世紀 創窯のヘレンドにとって 秘法漏洩とは 全く無縁なのですが ハプ
スブルグ家の ウィーン窯とは 深い関わりがありますので ここでヘレンドを 挿入します。
「欧州磁器戦争史 秘法漏洩 番外編 ヘレンド窯」 詳しくは コチラをクリック して下さい。
「ウィーンを嫌い ヘレンドに 親しんだエリザベート」
「2代目国立窯後 フィシェルの孫 3代目ファルカシャージ」
「ウィーン窯閉窯時の ヘレンドへの係わり」 加筆しました。
秘法漏洩-1,2,3,の次にあります。
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紋章入りの有田焼髭皿に かつての紳士達の 男伊達と 顕示欲の強さが偲ばれます。
オジア・シェープ
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ヘレンドには オジア,ロカイユ,リッセ,エステルハージ,シェープがあります。面白いのはバロックを代表する(マイセン#02,ジノリのベッキオ)をロカイユ(ロココ)と名付けています。ネオクラシック時代創窯のヘレンドにあっては 多分時代を読み誤ったのでしょう。もしくは 歴史を古く箔付けするのに バロックでは 誇張が過ぎるし ロココどまりにしたのでしょうか? 1部学者に ロココを バロックの延長とする説はありますが バロックをロココとするのは 明らかな間違いです。
1864年閉窯の大先輩ウィーン窯の 受け入れは 絵のみ (金緑彩パセリ文, ワインリーフetc.) で シェープは デコラティブな貴族趣味を旨とする ヘレンドにあっては 奇を衒わぬ機能性を 旨とする ウィーンとは 相容れず その影響は見られません。
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マイセンの 懸命の 防御にもかかわらず 18世紀半ば 秘法は 遍く 人の知るところと
成りました。19世紀 創窯のヘレンドにとって 秘法漏洩とは 全く無縁なのですが ハプ
スブルグ家の ウィーン窯とは 深い関わりがありますので ここでヘレンドを 挿入します。
「欧州磁器戦争史 秘法漏洩 番外編 ヘレンド窯」 詳しくは コチラをクリック して下さい。
「ウィーンを嫌い ヘレンドに 親しんだエリザベート」
「2代目国立窯後 フィシェルの孫 3代目ファルカシャージ」
「ウィーン窯閉窯時の ヘレンドへの係わり」 加筆しました。
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