洋食器に魅せられて

ヘレンド 　【カーニバルフィギュア】 ゲデレー（西安の赤）　レディー　H４３cm　40%Off

祝　勤労感謝の日フェア　（10/11～11/23） １体限定

　８９６年ハンガリー建国
１９９６年のハンガリー建国１１００年記念限定作品 50体　H４３cm

世界限定50体　H４３cm
ヨーロッパの緯度の高い国の人は　地中海の太陽に　あこがれます。ヘレンドや　マイセン
等には　イタリアのカーニバルを　模した人形や　描いたベースを　好んで　制作・販売し
てきております。
総て　食器の絵を　纏っております。
原名：ゲデレー（ゴドローと発音する人も）
エリザベートの別荘ゲデレー宮へ　献上されたことから　「ゲデレー」と呼ばれる。　

和名　西安の赤
文献に惑わされておりましたが　ヘレンドを　精査しましたところ　中国の枠分割に　柿右衛門写しの松竹梅花卉を取り入れたものを　西安と名づけておるのではなく　この中国の枠分割様式を　西安と名付けていると　判明いたしました。和名　西安の赤は正解です。　


　中世絶世の美女と謳われた　エリザベート愛称シシーは　悲劇のヒロインでした。オースト
リア皇太子フランツヨーゼフと　お見合いをした　姉にかわり　身長１７２センチ　ウェスト４８
センチという　素晴らしい容姿。さらに類稀な美貌は　皇太子を　一目で恋の虜となし　あ
れよあれよという間に　結婚の運びとなしたのです。王女としての　花嫁修業も受けぬまま　
御年１５歳で　ヨーロッパ一のウィーン宮廷に　デビュウすることになりました。

姑のゾフィ(叔母)は　「バイエルンの田舎領主の娘　その上　宮廷儀礼を知らぬ　無教養な　
望まぬ嫁」として　何かと２人の間に　確執が　生まれます（彼女には何の罪も無く　有ると
すれば　その美貌が生んだ　急ごしらえの結婚に　ありましたのに）。エリザベートは　ウィ
ーンを離れ　ハンガリー貴族院から贈られた　ゲデレー城へ　しばしば　傷心を癒しに訪れ
ました。そんな彼女の心を　癒したのが　このゲデレーで嗜む　一杯の紅茶だったのでしょ
うか？　一子ルドルフ皇太子も　姑に取り上げられ　悲しみに　くれる彼女に　追い討ちを
かけるかの　ルドルフ皇太子の　心中事件がおきるのです。打ちひしがれる彼女に　更に
心の友　従兄のルートヴィヒの溺死と続き　遂には自らも　外遊中のスイスで　暴漢に襲わ
れ　この世を身罷るという　悲劇に　終わるのです。この麗しの美女　エリザベートの悲劇は　
宝塚歌劇の　格好の演目として　よく公演されます。


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「欧州磁器戦争史 秘法漏洩　番外編　ヘレンド窯」　詳しくは　コチラをクリック　して下さい。
「ウィーンを嫌い　ヘレンドに　親しんだエリザベート」　
「２代目国立窯後　フィシェルの孫　３代目ファルカシャージ」
「ウィーン窯閉窯時の　ヘレンドへの係わり」　
「ウィーン窯と　ヘレンドの４シェープ」　加筆しました。
秘法漏洩－１，２，３，の次にあります。

テーマ : 洋食器 - ジャンル : 趣味・実用